もるしん備忘録

山崎銀之丞さんと池田成志さんのファンブログ

色丞張男(変態仮面・2013年/2016年)

【お気に入り度】

☆☆

 

【人物紹介】

主人公色丞狂介の父親。警視庁捜査一課の刑事。ドM。銃で撃たれ殉職した。最期の言葉は「これはこれで」。

 

【感想】

見た目がスギちゃんみたい(笑)。癖が強くて面白かったです。

賀古鶴所(鷗外の怪談・2021-2022年)

【お気に入り度】

☆☆☆☆

 

【人物紹介】

耳鼻科医。森鷗外の親友。

山県有朋と鷗外を近づける。

 

【感想】

かっこよかった~!口髭がすごくお似合いでした。

前半はとってもダンディなベスト姿、後半はおしゃれな着物姿で登場します。着物の色が独特な淡い色合いだったのですが、それを見事に着こなす成志さんが本当に素敵でした!

性格としては調子のいい人物。だけどけっこう保守派。鷗外が首相山県有朋大逆事件の判決の抗議を行おうとした際には必死で止めていましたが、その実は鷗外のことが心配なのが半分、自分の保身が半分といった感じ。舞台では鷗外にうっとおしがられている描写ばかりだった(笑)。顔を真っ赤にして鷗外に怒鳴りつける迫真の演技はさすがでした!

 

ちなみに、賀古鶴所のお墓は文京区本駒込の吉祥寺にあります。場所は榎本武揚のお墓の、正面から見て左隣(通路を挟んで)です。興味がある方は是非お参りに行きましょう!

坂上敏男(湯けむりドクター 華岡万里子の温泉事件簿2・2006年)

【お気に入り度】
☆☆☆

 

【人物紹介】
かつて工藤・加藤という仲間とともに現金輸送車を襲撃、6000万円を奪う。工藤とは幼馴染だったが、工藤に殴られたときに左耳の聴力を失った。その後も利用され恨みをもつ。
6000万円を独り占めしようとするが現場を目撃され一人殺害、死体を6000万円の場所と入れ替えて山中に埋める。
その後かつて自分が旅館を訪れたことを覚えていた人物に会い、隠蔽のために殺害した。工藤に殺人の容疑を押し付けようとしたが失敗、山中に住む老婆を殺害未遂したのち逮捕される。
現金輸送車襲撃→強盗、2人殺害、1人殺人未遂。

 

【感想】
なかなか罪が重いがかわいそうな人物。工藤は一方的に友達だと思い込んでたのも悲しいですね。片耳が聞こえないので、人が話すときは聞こえる方の耳をそちらに向けるのですが、その細かな演技が徹底されていて良かったです!
途中で綺麗なハイキックが決まってびっくりしました。かっこよかったです!

島津久光(青天を衝け・2021年)

【お気に入り度】

 

【人物紹介】

薩摩藩国父。

 

【感想】

今回こそは…と思ったもののやはり暗君的描かれ方。そろそろ研究者とかに抗議されそうだけどいいのかな。久光について詳しくないのであまり言えないけど、それでもここまで愚鈍な人物で無かっただろうことぐらいは分かります。おそらく、半沢の役柄を引きずってこういう演出にしたのかなとは思いますが…。

マクシミリアン・フォン・モーア(群盗・2021年)

【お気に入り度】

☆☆☆

 

【人物紹介】

フランケンの領主。カールとフランツという息子がいる。病気で余命僅か。兄カールだけを可愛がり弟フランツを差別し続けた結果、フランツによって地下牢に監禁され、死に至る。

 

【感想】

一言で言ってしまうとクズです。そもそも群盗に出てくる人物のほとんどがクズです。びっくりするほど物語に感情移入ができない。長い原作を2時間20分程度に収めているので、そのせいもあるかも?原作を読んでないので、読めばまた違った感想になるかもしれません。

マクシミリアンはフランツに地下牢に監禁されて初めて自分の罪を自覚し、許しを請います。いくらなんでも遅すぎる。

出番は多くは無いのですが、とてつもない存在感でした!銀之丞さん、かっこよかったです!

鬼頭与三松(獄門島・2016年)

【お気に入り度】

☆☆☆

 

【人物紹介】

本鬼頭家当主だが、精神を病み座敷牢に入れられている。

 

【感想】

精神を病んだ演技の迫真さがすごかったです!

元気だったころの見た目が完全に八重の江藤さんでびっくりした(笑)。

出番はめちゃくちゃ少ないです。